この度、一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会(ANiSA)の公式アンバサダーを仰せつかりました。

会長の斎藤利之さんは早稲田大学の先輩です。SBS入社１年目に短い期間ですが一緒にラジオ番組をやらせて頂いたこともあるご縁から、今回アンバサダーへのお声がけを頂きました。

今年のはじめ、斎藤さんに15年ぶりにお会いしました！

私自身、知的障がい者スポーツについては、局アナ時代に番組で取り上げたり 取材したこともありますが正直まだ未知の分野です。 全く知識のない私がどのようにこの分野の認知度を高め、発展させるお手伝いができるのか…と不安に思っていましたが、今回のアンバサダー就任にあたりANiSA斎藤利之会長が東京から静岡までお越し下さり、色々なお話を聞かせて下さいました。『試合を見に行くことも支援につながる』という当たり前の気づきもあり、健常者も知的障がいをお持ちの方も皆、試合を見にきてくれることが何より嬉しいんだよ、という言葉が印象に残りました。ということで、行って来ました！知的障がい者バドミントン選手権大会。驚いたのは良い意味で、全く違いがなかったことです。バドミントン試合中の彼らを見て、知的障がい者だと認識できる人は誰一人いないと思うほどです。なるほど、年明けに斎藤さんがお話されていたのはこういうことか(゜-゜)✏

例えばパラリンピック。身体障がい者においては、視覚障がい、脳性麻痺、切断など…様々な状況があるので公平性の観点からクラス分けが明確に行われています。一方で皆さんは、パラリンピック出場対象者に知的障がい者クラスがあることをご存知でしょうか？斎藤会長は、それすらほとんど知られていないのが現実とお話していました。しかもパラリンピックでは「陸上競技、水泳、卓球」の3競技しか認められていないそう。東京パラ全体で争われた金メダルの数は539個の中、知的クラスは、合計でたった21個(３競技)だそうです。知的障がい者スポーツがなかなか注目されないのにはいくつか理由があると斎藤会長はおっしゃっていました。私の感想として上記に書いた通り「見た目でわかりにくい」こと。また「メディア露出が少ない」こと。重度知的障がい者が出演すると「“さらし者”にするなんてひどくないですか？」という批判をメディアが受けることもあるそうです。私達の意識がどれだけ低いかを実感させられるお話でした。斎藤会長が運営する「一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会(ANISA)」は、統括団体として海外とのやり取り、活動資金集めなどで各競技団体を支援しています。そこで、微力ながら私から皆さんにお願いがあります。

支援の形は様々で、オフィシャルスポンサー、サポートカンパニーという形で金銭的なサポートの他、「オフィシャルサプライヤー」という形で企業様の強み(商品やサービス)でサポートして頂くことも可能です。オフィシャルサプライヤーの例としては、お茶漬けで有名な永谷園さんが自社商品を提供して下さっているようです。合宿、イベントなどに持っていけるだけでなく、団体としての防災保存食としても活用されているようです。食べ物・お菓子・飲み物だけでなく、競技や合宿、遠征に役立つようなもの、何でも有難いです。このブログをご覧下さっている方で、「ウチの商品が役立つのでは」と思って下さる方がいらっしゃいましたら、私のブログコメント欄、インスタDM(公開しません)にご連絡頂ければと思います。知的障がい者スポーツについて、また詳しい活動内容は、公式サイトをご覧ください。

→ ANiSA 公式サイト ←

皆様のご協力をお願いいたします<(_ _)>

週末は式典の司会でした。

お越し下さった皆様ありがとうございました！