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2025年05月06日
ブログ

リフレッシュ旅④ 会津さざえ堂🐚🐾

今回の私の旅の目的地は「会津さざえ堂」でした。

正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)です。 (建立は江戸時代1796年) 中はとても不思議な構造で 一度通った道は二度と通らない 上りと下りで、誰ともすれ違わない一本道・・・。一体どういうことなのだろう?とにかく自分の目で見たかったのです。

 

まず外観の不思議さよ( ゚Д゚)16.5m六角三層の建物自体がねじれているような、 傾いているような…変な錯覚に陥るほど複雑な造りです。

 こちらが入口。時計回りにスロープをのぼってゆきます🐾

その奇妙さはお堂内でも。 平衡感覚を失う斜めになった床(階段ではなく斜面に滑り止めの桟)に 圧迫感を感じるほどの天井の低さ。 人の話し声や、人が歩いて床がきしむは聞こえるのに 出口まで、本当に誰一人すれ違いませんでした。

からくりは・・・

二重螺旋のスロープが頂上の太鼓橋で繋がっている事。

正面から入り、螺旋状のスロープを時計回りに上がり 頂上にある小さな太鼓橋を渡ると そのまま下りの反時計回りのスロープに繋がって出口へ。

→ 動画はinstagramに  ←

つまり上りと下りが出くわさない二重螺旋の一方通行になっているんです。 DNAみたいですね! 建立当時は三十三体の観音像が斜面に沿って安置され、 この堂を一巡することで西国(近畿~岐阜)三十三観音巡りができるとされました。 なかなか遠くへ出向けない庶民にとってここだけで完結できる手軽さと 不思議な建物を巡るエンターテインメント性で人気を博していたそう。(廃仏毀釈で観音像は別の場所に移された)

 

海外に二重螺旋「階段」の建築物はあっても スロープ状二重螺旋は世界にただ一つ、「会津さざえ堂」のみ。 こんなに素晴らしい建物(国指定重要文化財)なのに 全国的にはさほど知られていないような印象ですが、 個人的には、ツアーなどで来るようなスポットにならず、 今のような、本当に歴史や建物好きな人が訪れる 知る人ぞ知るスポットでいてほしい。 歴史的背景はもちろん、建築物としての素晴らしさに感動しました! 会津若松まで行って、本当に良かった。

大満足の旅でした。

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

📍会津さざえ堂

 福島県会津若松市一箕町八幡飯盛山

⏰8:15 ~日没(4月~11月)/9:00 ~ 16 : 00(12月~3月)

拝観料:大人400円、高校生300円、小中学生200円

✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

 

      

GW、しっかり休みました。(若い頃から毎年のことで)気圧による体調不良が予測できているため3月もしっかり休んだように、今年からは仕事量を調整してプライベートの時間も大切にすることを決めました✨姉と姪も帰省し、親戚と充実した時間を過ごすことができました。

 姪と2人できらりまでお散歩🍓今年初のかき氷を食べたよ💖

いとこが田貫湖🚗🍖BBQ企画してくれました!

超インドアな私は人生初のBBQでした。

何もしていないのにクタクタになり、

帰りの🚗発車5分で爆睡、起きたら清水でした💤

また明日からお仕事頑張る!

 

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7 件のコメント

  • 清々 さん

    素晴らしいレポートありがとうございます♪♪
    私は珍しい建築物が大好きなのでずっと気になっていた場所です。
    ちょうど「さざえ堂」がYouTubeオススメにあがってきて存在を知り
    気になってネットで「さざえ堂」を調べていたら
    こちらのブログに辿り着きました。

    昭和レトロな街並みも含め、自分の好みと合いそうなブログだったので
    ブックマークさせて頂きました。

    instagramもフォローしました。
    これからも楽しみにしております。

  • もち さん

    久しぶりのみのりん旅行記。
    みのりんがリフレッシュ&満足されたことがしっかりわかる、とてもいい内容でした。また、情報量も満載で、読んでいる側の私も楽しくなりましたし、色々と勉強にもなりました。
    足尾銅山から始まり、日光東照宮、塔のへつり、大内宿。そして赤べこ。
    それぞれに興味が湧きましたが、今回の目的地とあった「会津さざえ堂」は、日光東照宮より興味が湧き上がりました。
    会津さざえ堂、これだけの建造物でありながら私は知らなくて、まだまだ日本にはこういった歴史的建造物があるんだなと感心と関心でした。
    と共に、みのりんが説明してくれる文章からも知らない言葉も多く、例えば「円通三匝堂」の「匝」という漢字。初めて見る漢字。訓読みではめぐると読み、ぐるりと回るという様な意味があると。それを知ると、さざえ堂の建造物とその構造と意味するところと名称がリンクしてきました。なるほどと。
    また、西国三十三観音巡りができるって、西国って?三十三観音巡りって?と疑問に思い、そこも調べるとなるほどと。
    そうした背景がわかってくると、歴史的建造物のことがより深まりました。
    重文ではもったいないくらいの建物ですね。
    みのりん旅行記の情報を楽しみつつ、そこから色々と自分で掘り下げ、その歴史や背景、意味をさらに知ることができ、私の趣味も満喫できました。
    今回の旅行記、前よりアップデートされ、ブログだけではなくインスタと連動することで、インスタの動画も合わせて楽しめる趣向。静と動で楽しむことができ、よりリアルに感じました。
    見ている私もしっかり楽しめ、ちょっとした観光気分を味わえました。

  • fromage さん

    私も今年の冬に行ってきたばかりですよ~~~~。私は建築物にとても興味があるので、みのりんと同じく、歴史というか建物の構造にゾクゾクしました。江戸時代に木であのカーブを作り込んだということに驚きです。木で創り上げるということは地上でその形、サイズにカットした上ではめ込んでいると思うのです。きっと、あと何年後かには登れなくなってしまうであろう年季の入り具合ですから、みのりんさん、思い切って行かれて良かったと思いますよ\(~o~)/

  • APOLLO さん

    初めてコメントさせて頂きます。さざえ堂のインスタグラムから小沼みのりさんを知り、こちらのブログも初めて拝見しました。昭和レトロを中心にとても素敵な発信をされているのですね。早速フォローさせて頂きますのでこれからも楽しみにしています。失礼しました。

  • たまじん さん

    自分も東北の旅番組かなんかでこのさざえ堂の事を知りましたが、国宝に指定されていたんですね。
    なかなか長期の休みが取れない仕事を長年続けて来られると、連休に対する概念も違うかもしれませんが、みのりさんはフリーになられて、仕事のメリハリもちゃんとつけられているので、休める時はゆっくり休んでいいと思いますよ。

  • スポ井 さん

    みのりんな仰るように、「大事に」見ることができる方のためのスポットであってほしいです。 歴史のある古い建造物は団体では心配だし•••
    そして何より、日本の文化や物や心やマナーを理解できない方(外国人)に荒らされたくないです。

  • あさつゆ さん

    すごい、こんな建物があるんですね😱

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