池田理代子先生、今は熱海在住✨静岡県民です!
インタビューアと全体の司会も担当🎤✨
エムズグレイシーのバラのワンピースの出番🌹✨
静岡市役所のご担当者から「ベルバラの池田理代子先生と対談して頂きたい」と依頼された時は、その役目に正直、少々プレッシャーを感じていました。しかし、これを機に再び全巻読んだ所、マスコミというゴリゴリの男社会で闘ってきたサラリーマンだった自分の感想が、初めて読んだ大学生の時のそれと全く違うことに気づきました。
運命に立ち向かい、乗り越えていく、女性の普遍的な葛藤を描いた大名作。オスカルとう人物を通して「女・男であること関係なく、自分の努力、才能、勇気で人生を切り開けるということを描きたかった」という池田先生は24才の時にこの作品を生み出し、大ヒットとなりました。当時は漫画の社会的地位が低く「漫画は子供の害毒」「女のくせに」など信じられない叩かれ方をしたそうです。恐ろしい時代です。 (先生に比べると小さい話ですが) 私が局アナになった2004年、先輩アナから「みのりは1年目からニュースが読めてとても幸せなんだぞ。少し前までは、ニュースは男性しか読めなかったんだから」と。元TBSの吉川美代子アナの講演を聴いた時も同じことをおっしゃっていました。だからこそ、なにくそ!と思って男性以上に記者業務で活躍し、読むだけのアナウンサーと言わせない。自分で道を切り開くんだと。
将軍になることを運命づけられ、職業選択や生き方の自由を奪われたオスカル、政略結婚させられ自由な恋愛を奪われたマリー・アントワネット。池田先生は全ての登場人物に色々な思いを込めていて、時代的な背景を考えると全キャラと名台詞が愛おしく、意味があります。 男女共同参画とは、、、人権とは、、、と机上で難しい議論をしている政治家は全員🌹ベルバラ🌹を読んだ方がいいです。答えが全部書かれています。またモテ教本としても意味がある。 先生のお話が楽しすぎて60分という時間があっという間✨今回聞き出せた裏話としては『ベルサイユのばら』というタイトルだけは高校生の時に決めていたそう。バスの中で、シュテファン・ツヴァイクの伝記としての『マリー・アントワネット』を読み、バス停に着きパタンと本を閉じた瞬間、このタイトルが降りてきたそうです。 トークショー後は、私までバラの花束を頂き感激でした。
池田先生の旦那様と以前お仕事でご一緒したことがあるのですが、トークショーの夜、メールで「今日は理代子さんが珍しく、とても喜んでいました」と嬉しいお言葉を頂きました。 ひとつひとつのお仕事の準備を完璧に。段取り八分仕事二分で、来年も楽しくお仕事をしていきたいと思います。
控室のケータリングが静岡愛に溢れていた🍵🌹
3 件のコメント
この僥倖はマスコミで仕事をしている方たちのご褒美に思います。日々丁寧で出会いを大切にして結果を出してきた小沼さん、望んで仕事をしていればもっと多くの先人に会えますよ。
みのりんのインスタ見ました!明日、日月堂リラさんのタヌキ🎂Xmasケーキ🎄🎅買いに行きます💕
自分は「ベルサイユのばら」を読んだ事は無いのですが、今回のブログを読んで、素晴らしい作品だという事が良く分かりました。
図書館で探して、読んでみたいと思います。